私たちの理念

事業理念~私たちが大切にしたいこと~

「住みなれた家で、街で、安心して、自分らしく、心豊かに暮らしたい…」
そんなささやかで、あたり前の願いを守り続けるために…

人とのつながり 人はひとりでは生きていけません。誰かに支えられ、誰かとつながっていることで、その人らしい暮らしや生き方が守られていくと思うのです。
「綾風」は、利用者様とのつながりはもちろんですが、利用者様にとってかけがえのない人たちとの懸け橋としての役割も担っていきたいのです。
まさに糸と糸が重ね合わさって一枚の布を織りなすように、人と人とがつながりあって、その方にとっての実りある人生が築かれていくと思うのです。

地域での暮らし 社会福祉における「ノーマライゼーション」の理念は、今ではあたり前のこととして実現されるべき考え方となり、浸透してきています。
障害の有無や、年齢、性別を問わず、誰もがあたり前の権利として、住み慣れた家や地域で生活することができる…。「綾風」は、利用者様が生活していく上で必要な支援や、安心して地域で暮らし続けることができるということは、決して特別なことではなく、あたり前のこととして守られなければならないと考えます。
そのために必要な社会資源の一つとして、他の事業所や福祉関係機関、医療機関との連携を重点に置き、利用者様にとってより良い支援、ケアが実施できるよう心掛け、サポートしてまいります。

自立支援 人は最期の日を迎えるその時まで、成長し続けるという「生涯発達」の考えに立ち、生活の主体者としての「自立」を支援の軸においてサポートしていきます。では、「自立」とはどういうことでしょう…。
身体的にも精神的にも、人の助けなく自分一人でなんでもできるようになることでしょうか…?
確かにそういう考え方も存在するでしょう。特に一昔前は、社会福祉の分野でも、そのような考え方が根強かったようです。「綾風」が目指す自立支援とは、生活の主体者である利用者様が望む暮らし、こうありたいと願う気持ちを、生活の中で実現する為のお手伝い、サポートをすることです。また、「綾風」のご利用対象になる方の年齢層は幅広く、学童期のお子様からご高齢の方まで、それぞれのライフステージに合わせての支援やケアのあり方が必要不可欠と考えます。
時には、ご利用者様とそのご家族様をも含めてのサポートが必要になることもあるでしょう。
ご利用者様を中心に、「心豊かな暮らし」とは何かを、共に考え続けてまいります。